件名: ミレーの「落ち穂拾い」を鑑賞して思うこと
▲相手▲さん
こんにちは。かずのみやです。
私が今まで、趣味として美術館巡りを行い、世界の西洋美術をいろいろと鑑賞してきました。
今は夏の暑さから、解放されたような少し肌寒い秋、
この時期にふさわしい名画と言えば、ミレーの「落ち穂拾い」だと思います。
私なりに思いついたことを書かせていただきます。
それでは、19世紀のフランスを代表する画家、ジャン・フランソワ・ミレーが描いた名作「落ち穂拾い」について、少しお話しさせていただきます。
ミレーといえば農民を描いた画家として知られていますが、その中でも「落ち穂拾い」は特に有名な作品の一つです。
この絵を見たことがある方も多いと思います。教科書などでも紹介されているので、
見た瞬間「あ、これ知ってる!」と思われたかもしれません。画面の中心には、3人の農婦が腰をかがめて、一心に落ちた麦の穂を拾っている様子が描かれています。
では、この落ち穂を拾う行為にはどんな意味があるのでしょうか?
実は、刈り入れの際にこぼれ落ちた麦の穂は、貧しい人々に拾うことが許されていたのです。
これは「神からの恵み」とされ、わざと残されていたとも言われています。
この背景を知ることで、絵に込められた深い思いやりや人々の支え合いの精神が、
より一層伝わってきます。
私も、この事実を知るまでは、ただ3人の農婦が農作業をしているだけの絵だと
見ていました。
しかし、この「落ち穂拾い」の意味を知ると、絵の見方が変わり、
そこに込められた温かさや優しさが心に響いてきます。
絵の背景には広大な大地が広がり、収穫が終わった後の畑には麦の山が積み上げられ、
他の農夫たちが忙しそうに働いています。
この風景は、農民たちの日々の暮らしと共に、
助け合いの精神を象徴しているかのようです。
「落ち穂拾い」は単なる風景画ではありません。そこには、貧しい人々のために
わざと残された麦の穂を拾うという、
深い慈愛の心が込められています。
そして、ミレーはその心を絵を通じて私たちに伝えようとしているのです。
この絵を見た時、私は心がじんわりと温かくなり、幸せな気持ちに包まれました。
そして、いつかこの豊かな大地に立ち、貧しい人々のために残された落ち穂を
自分の手で拾ってみたい、そんな思いが芽生えました。
皆さんも、この絵を見る機会があれば、ただの農作業の風景としてではなく、
そこに込められた思いやりや支え合いの精神に目を向けてみてください。
それは、私たちの日常の中でも大切なことを教えてくれるかもしれません。
今日は、趣味の絵画の話でしたが、心がスッキリとした状況を保ったまま、
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それでは、また次回のメルマガでお会いしましょう。
かずのみや
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